就職先が決まらないまま卒業を迎えてしまったボク。
そんなとき、卒業直前にさる大手銀行に就職が決まった親友がやってきた。
そいつはさらに競争率30倍の公団住宅の抽選に当たったという。
何というラッキーマン。
そいつがボクに助けを求めてきた。
公団住宅入居の条件に夫婦、あるいは結婚を前提としている男女と言うことになっているのだという。
就職が決まる直前に彼女と別れ、困った挙げ句俺に助けを求めてきたのだ。
入居という既成事実を作ってしまえばいいとのことで、数ヶ月間の女装生活を承諾したのだけれど・・・。
第1章 期間限定アルバイト |
第2章 予行演習 |
第3章 徳永の元カノに大変身 |
第4章 悪事の片棒を担がされて |
第5章 やむなくロストバージン |
第6章 過失を隠すために |
第7章 ようやく脱皮 |
第8章 徳永の結婚相手 |
第9章 嘘だらけの告白 |
第10章 揺らぐ復讐心 |
第11章 三重野にすべてを委ねて |
第12章 できた鞘に収まる宝刀は |