リストラになることは以前からわかっていた。
そのために俺は準備をして再就職に備えていたから安心していた。
ところがそうは問屋が卸さず、就職先はなかなか見つからない。
やっと見つけた就職先は、条件を付けてきた。
女性従業員としてなら採用するというのだ。つまり女装が条件というのだ。
いったん断ったものの、他に仕事は見つかりそうもなかった。
意を決して、女装して働くことになったのだが・・・・。
この作品は、派遣切りが問題となった平成20年12月に書き始めたものです。
(パート2)
第1章 就職の条件 |
第2章 社長夫人のコーチ |
第3章 招かれざる客 |
第4章 居座る男 |
第5章 嵐は去って |
第6章 ばらさないままで |
第7章 女装した若い燕 |
第8章 ふたりの間で |
第9章 少しだけチェンジ |
第10章 お見合い |
第11章 余暇にアルバイト |
第12章 女装子が好きな女の子 |
第13章 他に道はなくて |
第14章 結婚できてしまった |
第15章 俺の子ども |
第16章 俺の知らないこと |