夏休みの出来事



 髪の長い美女はベッドから起き上がると、隣のベッドの上に縛り付けられて身動きできない中年男を見下げた。
 「しばらくあなたの身体を借りるわね」
 美女は男の頬にキスすると、ハンドバッグを肩に掛けてその部屋を出て行った。
 男は死んだように眠り続けていた。美女が何をしているのか知らないまま。
 
 
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第1章 恥ずかしい病
第2章 人格交換器の誘惑
第3章 素晴らしい夜の生活
第4章 快楽の代償にもめげず
第5章 淫らな天使に有頂天
第6章 快楽の裏側
第7章 快楽の代償
第8章 引き返せない運命
第9章 悪行の代償
第10章 見ざる言わざる聞かざる
第11章 イヤな役目を押しつけられる
第12章 裏で何をやっているのやら
第13章 裕美子となった柳田のひどい計画
第14章 突然実行された柳田の計画
第15章 どっちがどっち
第16章 入れ替わったままで
第17章 一番悪い女

 
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