田倉壮一は、月から木まで父の残した会社で働き、残りの三日間は奥軽井沢の別荘で妻絵理子と過ごしていた。 別荘の中にある研究室で、壮一は研究に励む。妻のために。 そして、妻だけのためではなく・・・・。 前作と表裏一体をなす作品。 登場人物も、周りの状況も同じ。 展開はまったく別方向へ。