三ヶ尻昭夫は、市民病院の外科医長を務めるエリート医師。妻の聡子は、開業医の娘で、三ヶ尻は将来義父の病院を継ぐことになっている。聡子とは、仲の良さでは定評があったが、子どもはいなかった。
しかし、三ヶ尻は外科病棟のナース、高山小夜子と不倫関係にあった。
その不倫関係が、義父の知るところとなり、別れ話をすると、小夜子に妊娠を告げられる。
地位も名誉も捨てたくない三ヶ尻は、小夜子に子どもを堕ろすように告げ、夜の町へと飛び出していった。
泥酔した三ヶ尻は、娼婦のような格好をした若い女に声をかけられて・・・・